
櫛森秀一、高2、17歳。母と妹の3人暮らし。そこに10年前、再婚してすぐ別れた曾根が家に居座るようになります。2階の奥の部屋で酒を飲み、母から金をまきあげてギャンブルへいく生活。母を、そして中学生の妹・遥香にまで手を出そうとしている曾根を、警察も法律も止めることができないと知って、秀一は曾根の人生を「強制終了」することに決めます。
487P 角川書店 1999/10 角川文庫 2002/10
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追記
昨日読んだ重松清の「疾走」よりも、こちらの方がはまって読んでしまいました。
ついこの数日で覚えたばかりの「倒叙型」作品で、犯人が語り手として心を綴っているからかもしれませんし。
誰かを守るために罪を犯すことを決めるのですが、犯行後の心の動きなどには目が回らず、その手段方法の考察ではまるで完全犯罪ゲームを楽しんでいるかのようなアンバランスさが、まだ若い、高校生なのだな・・・と。